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雑事考 ~ヒマだったので色々考えてみた~ 【No.3】80・90年代の流行音楽

ライター「一ノ谷直実」氏が連ねる駄文の1シリーズ。多くはヒマつぶしのために考え始めたという意味の分からない動機で書かれています。しかし、せめて世に出すからにはそれなりのものにしようと頑張って書いたものでもあります。

目次

 80・90年代の流行音楽について考えてみた

80年代

アイドル歌謡全盛期。レジェンド松田聖子をはじめ、松本伊代、小泉今日子、アッキーナこと中森明菜等の『花の82年組』と呼ばれるアイドル歌手が続々出現しました。

松田聖子 青いサンゴ礁

アイドル歌手の功績

アイドル歌手は70年代の「カラーテレビの普及」と共に出現しましたが、その最盛期は80年代の事になります。それまでのアイドル歌手と違い、抜群の歌唱力で「歌手」としての存在感を見せつけた『松田聖子』の出現は大きなものでした。時代は空前のアイドル歌手ブーム。『花の82年組』と呼ばれるアイドル達も出現しました。今日活躍する中年女性タレントの多くは、このようなアイドル歌手出身です。

音楽業界は、続々と出現するアイドル歌手のために「活躍の場」を増やしてやることにします。70年代以来アイドル歌手の活躍の場はお茶の間、つまり「音楽番組」でしたが、70年代後半から80年代にかけて、一挙に番組数が増加します。

思うに、この音楽番組の増加こそが80・90年代における邦楽の最盛期を生み出す切っ掛けになったのです。80年代中ごろに発生した「バンドブーム」は、この豊富な音楽番組という「活躍の場」の増加の恩恵を受けたからだと考えられます。

バンドブームと音楽業界の発展

80年代半ば、アイドル歌謡曲の次にバンドブームに火が付きます。その最前線を走っていたのが『バンド四天王』と呼ばれた、パンクロックの『THE BLUE HEARTS』と『JUN SKY WALKER(S)』歌謡曲的ロックの『ユニコーン』『THE BOOM』です。

THE BLUE HEARTS 人にやさしく

THE BOOM 島唄

ユニコーン 大迷惑

JUN SKY WALKER(S) 歩いていこう

また、『X( JAPAN )』を始めとしたメタリック音楽や、シンセサイザーを用いた『TM NET WORK』等のテクノホップ、ラップなどを取り入れたヒップホップ的な『小沢健二』等の渋谷系音楽、「見た目」を音楽に取り入れたヴィジュアル系音楽等が流行します。これらの音楽は、相互に影響を受けながら、さらに発展を重ねていったため、音楽の系譜やジャンルは非常に複雑かつバラエティー豊かな物になって行きました。

音楽は経済や政治、社会問題等と切っても切り離せない関係にあると言われていますが、80年代のバンドブームは、まさにそんな関係の上に成り立っていたのかもしれません。当時、厳しい管理教育に反発する形でツッパリ文化が到来しました。また、「いじめ」や「校内暴力」等、過激で不安定な環境が、若者たちを取り巻いていました。そんな若者たちの間で流行したのがバンドだったのです。パンクロックやメタル等、過激な内容や社会的なテーマを扱った楽曲が増加し、後の音楽業界を担う人材に、更なる影響を与えました。

 

1990年代

バンドブームの到来により空前の賑わいを見せる音楽業界。CDの売り上げは例のないほど好調を見せていました。そんな中、様々な要素を取り込んで独自発展し、新たに誕生した音楽がありました。

Jポップの出現

90年代前半は相変わらずバンドブームが日本を席巻していましたが、中盤になるとそれらバンドブームの影響で、独自進化した音楽『Jポップ』が人気を博します。ここで少し一休みして、

90年代の流行曲(ミリオン曲)の一部を見ていきたいと思います。

1990年代

KANN 『愛は勝つ』最終売り上げ201万枚

B.B.クイーンズ 『踊るポンポコリン』164万枚

1991年代

大事MANブラザーズバンド 『それが大事』160万枚

小田和正 『ラブストーリーは突然に』258万枚

槇原敬之 『どんなときも。』166万枚

CAGE&ASKA 『SAY YES』282万枚

1992年代

 

氷室京介 『KISS ME』123万枚

とんねるず 『ガラガラヘビがやってくる』140万枚

米米CLUB 『君がいるだけで』289万枚

1993年代

DEEN 『このまま君だけを奪い去りたい』129万枚

ZARD 『負けないで』164万枚

B’z 『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』193万枚

1994年

松任谷由実 『春よ、来い』116万枚

WANDS 『世界が終わるまでは・・・』122万枚

スピッツ 『空も飛べるはず』148万枚

Mr.Children 『イノセントワールド』193万枚

1995年代

大黒摩季 『ら・ら・ら』133万枚

岡本真夜 『tomorrow』177万枚

福山雅治 『HELLO』187万枚

H jungele with t 『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~』213万枚

1996年代

猿岩石 『白い雲のように』113万枚

Mr.Children 『名もなき詩』230万枚

スピッツ 『チェリー』161万枚

1997年

松本梨香 『めざせポケモンマスター』112万枚

KinK Kids 『硝子の少年』178万枚

安室奈美恵 『CAN YOU CELEBRATE ?』229万枚

1998年代

SMAP 『夜空ノムコウ』162万枚

GLAY 『誘惑』162万枚

1999年代

モーニング娘 『LOVEマシーン』164万枚

宇多田ヒカル 『Addicted To You』178万枚

清水けんたろう・茂森あゆみ 『団子3兄弟』291万枚

最後に

ふぅ。あまりの多さに休憩になったのかどうか・・・。実に100曲以上のミリオン曲が90年代に生み出されました。90年代初頭にはバブル崩壊があり、中盤には徐々に音楽性が変わっていったのがわかるかと思います。

後半からは、いわゆる『歌姫』と呼ばれる歌手が登場し、アイドル歌手に変わって人気を博します。また、アイドル歌手そのものも変化し、大人数のアイドルたちを擁するアイドルグループへと変遷していきます。

こうして見ると、やはり音楽という物は多分に社会の影響を受けるようです。ただ単に、その時の受け手の気分にそぐわないものが淘汰されていくのか、流行の最前線を行くような人たちが作り手に回ったことによるものか。はたまたそのどちらでもあるのかもしれません。

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